No.57740の判例

一、消滅時効完成後に債務の承認をした場合において右承認はその時効の完成を知つてしたものと推定することの可否
二、消滅時効完成後における債務の承認と当該時効援用の許否

一、消滅時効完成後に債務の承認をした場合において、そのことだけから、右承認はその時効が完成したことを知つてしたものであると推定することは許されないと解すべきである。
二、債務者が、消滅時効完成後に債権者に対し当該債務の承認をした場合には、時効完成の事実を知らなかつたときでも、その後その時効の援用をすることは許されないと解すべきである。

日付:1966-04-20

参照民法:146条

関連する試験問題:2009年問題3の選択肢4

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